大手の買取り店と地元の中小の業者ではどちらに売るのが得か

最近では、全国にチェーン展開している大手の買取店が増えてきました。

どこの街に行っても、ガリバーやラビット、アップルといった大手の買取専門店の看板を見かけることが多くなっています。

これらの大手の買取業者の中でも、圧倒的に店舗数が多いのがガリバーで、全国に約500店舗あると言われています。

ラビットとアップルが店舗数ではほぼ同数で、全国で200店舗ほどです。

しかし、年間の買取台数でみると、ラビットの15万台に対してアップルは約6万台で、圧倒的にラビットの買取数の方が多くなっています。

ちなみに、ガリバーの年間買取台数は約20万台となっており、店舗数同様に業界ナンバーワンとなっています

私たちが車を売る場合に、こういった大手の買取専門店に売却するのと、地元の中小の業者に売るのとではどちらがお得になるのでしょうか?

単純に考えると、全国展開をして広告費などもふんだんに使っている大手の買取店の方が、経費がかかる分だけ査定額が厳しめになるような気がしますが、必ずしもそうとは限りません。

実は、こういった大手の買取店と地元の中小の業者では利益に対する考え方が異なります。

大手の買取店の場合は、どのような価格帯の車であっても、買い取ることによって得られる利益を、利益率という形で算出します。

それに対して、地元の中小の業者は、1台あたりの利益額を設定していることが多いのです。

たとえば、大手の買取店が1台あたりの利益率を10%で設定しているとします。

それに対して、地元の中小の業者は1台あたりの利益を10万円と決めていたとします。

オートオークションでの相場が200万円の車の場合、大手の買取店は10%の利益が出ることを想定して180万円で買い取ることになります。

それに対して、地元の中小の業者は1台あたりの利益を10万円と設定していますから、190万円で買取できることになります。

今度は、オートークションで50万円が相場の車があったとします。

大手の買取店は10%の利益が出ることを見込んで45万円で買取りをします。

地元の中小業者は1台あたりの利益を10万円と設定していますから、買取価格は40万円ということになります。

このように利益に対する考え方の違いから、高額な車の場合には中小の業者の方が買取額が高く、安い車の場合には大手の買取り店に売ったほうがお得になるという傾向があるわけです。

いずれにしも、車を売るときには大手から中小の業者も含めて、複数の業者に査定をしてもらって比較をすることが大切です。

ヤフオクなどの車の個人売買は本当にお得になるのか?

ヤフオクでは、中古車の売買が盛んに行われています。

ヤフオクというと、身の回りの不要になった日用品を売買するというイメージがありますが、意外にも車の売買をするという人も意外に多いのです。

中古車の買取店や販売店ではなく、あえてヤフオクで車の個人売買をするのは、あるメリットがあるからです。

あるメリットというのは、売り手と買い手の両方が金銭的に得をする可能性が高いということです。

一般の中古車市場における流通は、「売り主⇒買取専門店⇒オートオークション(業者だけが参加できるオークション)⇒中古車販売店→買い手」という流れになります。

ところが、ヤフオクを利用した個人売買の場合は「売主⇒ヤフオク⇒買い手」と、非常にシンプルな流れになります。

流通経路がシンプルになることによって、中間業者が得る経費分をコストダウンできることになるわけです。

つまり、売る側にしてみれば買取店に持ち込むよりも高く売れ、買う側にしてみれば中古車販売店から買うよりも安く買えるということになるわけです。

さらに、ヤフオクの場合はあくまでも個人同士の売買となるために、消費税が発生しないというメリットもあります。

たとえば、100万円で売買をした場合、消費税は8万円にもなりますので、これが免除になるというのは大きな魅力です。

ヤフオクを経由した車の売買には、そういった大きなメリットがあるわけです。

しかし、その反面デメリットもあります。

それは、悪質な詐欺などの被害にあう可能性があるという点です。

先に代金を振り込んだのになかなか車を渡してくれないとか、逆にあとで振込をするという約束で車を渡したのにいつになってもお金が振り込まれない、といったトラブルが意外に多いというのが実情です。

また、悪質な売り手になると、事故車であることを隠して売ってしまったり、メーターの巻き戻しで走行距離をごまかして売るというようなことも実際に行っているようです。

このように、ヤフオクを利用した車の売買には、大きなメリットがある反面、詐欺などの被害にあう可能性もあるということを、しっかりと認識しておくといいでしょう。